不動産投資に宅建は必要?
基本的に必要ではありません。宅建がなくても不動産投資を行うことは可能です。
そして、宅建は不動産投資に役に立つのかということですが、私は役に立つと思います。よく勘違いをされますが、宅建は簡単ではありません。
2ch等で簡単な資格だと言われていますが、それは嘘です。少なくとも公立中学校で日東駒専、MARCHに入れるぐらいの勉強ができる方が受かる資格です。
それは合格率からも明らかです。
宅建試験はよく簡単だ簡単だと騒がれていますが、それは間違いであります。
宅建の合格率は15〜18%で推移しており、近年では3年間連続で15%となっています。
ほぼ、15%しか受からないと考えて良いでしょう。
また、受験者層も資格勉強を自発的に行う人が多く、勉強が得意な人が多いです。
他方で、仕事でイヤイヤ取らされる会社員の人がいるのも事実です。
宅建は年間20万にも受けるマンモス試験であるため、受けるそうも千差万別です。
そういったことを考慮すると、公立中学校の環境に近いと思います。
簡単に言えば、その中で上位15%に入れるだけの勉強量が必要になるということです。
皆さんの中にも中学生の時に良い順位にいた人、そうでない人いたと思います。
難しいか簡単かはその人のレベルによるので、安直に判断することはできませんが、私は中学校時代に上位4割程度の位置にいました…
良くはないですね。いたって普通の学力だったわけです。
まぁ、勉強が大嫌いでいつもノー勉でテストを挑んでいたというのもありますがw
酷いもんですねw
そんな私からすれば宅建試験は難しかったです。
偏差値で言えば、私と同じ学力の人が多くいると考えられます。
そういった方はおそらく、宅建試験を難しいと感じるはずです。
このように、宅建に受かることができたのであれば、不動産の知識としてはかなりものが身についているはずなのです。
この世界は騙し、騙されの世界です。知っているのと知らないのとでは大きな差が現れます。知っておいてそんなことは何一つありません。騙されないためにも不動産投資に手をかけるのであれば、宅建に受かる程度の知識は最低限持っていたほうがいいと思います。
実務では宅建で出てくるようなものばかりではありませんが、少なくとも宅建い出てくる問題が解けなければ話にならないのです。
規模が大きくなれば宅建が必要に
しかし規模がでかくなってくると宅建士の資格が必要になる可能性があります。
宅建士の資格は主に「業」として不動産業を営む場合に必要になります。
何が「業」に当てはまるのか、その定義が存在します。
不特定多数の相手に反復継続して不動産を購入したり売ったり、紹介したりと言うことがあれば、これは「業」に当てはまり、宅建士の資格が必要となります。
ここまで来る人は少ないと思いますが、趣味として不動産投資を始めて、規模がどんどん大きくなっていくに従い、いつの間にか仕事になっていたと言う人が、少なからず存在します。
そういった人たちは宅建士の資格が必要になるので、取得しておくと良いでしょう。
そこまで行く人は多くはないと思いますが、基本的に宅建士の資格を持っていて損はありません。
不動産投資において、宅建士の資格は直接的には役には立ちませんが、不動産業者や怪しい人に騙されると言った事はほぼなくなるでしょう。
これらを考慮すると宅建を取得するメリットは非常に大きいと思いますので、ぜひとも宅建士の資格を取得しましょう。