宅建試験の構成
宅建試験は大きく分けて四つの分野に分かれます。
- 民法等
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税その他関連知識
範囲は広く、初学者が全てを把握するのは難しいです。
戦略的に覚えて行く必要があるでしょう。
宅地建物取引士の資格試験は、「権利関係」、「宅建業法」、「法令上の制限」、「税その他」の4つの分野から、合計50問が出題されています。各分野の主な出題内容と、配点は以下の通りです。
- 【権利関係】(14問)
民法、借地借家法、不動産登記法、区分所有法 - 【宅建業法】(20問)
宅地建物取引業の定義、免許証の効力、営業保証金、媒介・代理契約、重要事項の説明、クーリング・オフ、業務に関する義務・制限、報酬に関する規制、監督・罰則など - 【法令上の制限】(8問)
国土法、農地法、都市計画法、建築基準法、土地区画整理法、宅地造成等規制法、諸法令など - 【税その他】(8問)
税法、鑑定評価基準、地価公示、住宅金融支援機構
戦略的に試験を攻略しよう
各分野の問題数と出る範囲は大方決まっていますから、範囲が広く、難解な箇所は捨てても構いません。
取れるところで確実に取れば良いのです。
例えば、その他関連知識分野では確実に統計問題が一問出されます。これさえ確実に覚えておけば一点取れるわけです。
出るかもわからない分野を勉強するよりははるかに効率的に点数を伸ばすことができます。
宅建試験は何も満点を取らなければならないわけではありません。
7割で良いのです。
15問は間違えることができると考えて、気張らずに勉強をしていきましょう。