日本株はさまざまな株価指標で見て「割安」になっている
日本株の投資価値は、リーマン・ショック直前よりも今の方が、はるかに高いと判断しています。日本企業の財務内容・収益基盤・ビジネスモデルとも、改善しているからです。
日本株のPER（株価収益率）、PBR（株価純資産倍率）といったバリュエーションが低下し、予想配当利回りが高くなってきていることも、日本株の投資魅力を高めています。年間6兆円あまりの自社株買いが出るなど、財務内容が良くなった日本企業が株主への利益配分を強化しつつあることも、追い風です。
結論：リーマン級の危機が起こる可能性は低いと判断
世界経済の低迷が長期化するリスクはあるが、リーマン級の世界景気後退にはならないと考えています。トランプ大統領を始め、世界の政策担当者が、株価の動きを注視しているからです。株を暴落させるような政策を取ると、支持率が急低下することを、世界の政策担当者が意識しています。
米中の対立は50年続く冷戦になる可能性がありますが、20世紀の米ソ冷戦と同様に、それだけで世界経済を破壊する要因にはならないと考えています。これからの50年は、米中対立という不安を常に抱えながら、第4次産業革命などを軸に世界経済は成長していくと予想しています。不安が高まると世界の株式は調整し、不安が緩和する局面で世界の株式が上昇する展開が続くと予想しています。
来年、不安が緩和し、世界景気が回復する局面になるとの予想を、維持します。
日本株や確かに割安感あるけど…
日本株割安論はよく聞きますが、日本企業の腐りっぷりを見る限り、絶対に日本株は米国株をアウトパフォームすることはできないと思っています。
日本株は割安のまま放置されるのがおち。
この３０年ずっとそうだった。おそらく、これからもそうでしょう。だって日本は何も変わってないんだから。
とにかく、自分の保身しか考えない層が多すぎるので、何とかして欲しいところではあります。
あと、思うのは人を見る目がない人がトップに立ってはいけないと言うこと。これねー。すごく難しいんですよ。人生経験が豊富じゃないとなかなか人の本当の姿を見抜くことはできません。
歳重ねただけだとダメなんですよ。